◯  院長挨拶 


こんにちは、院長の柿沼です。先代の医療機関が外科を中心とした内容でしたが、私は、新たに内科を中心としたクリニックとして、2011年8月に開業いたしました。消化器科を専門にした経緯もあり、次のような診療内容を実践するようにしております。

 

① 内科全般を背景にした消化器内科診療を行うとともに、メタボリックシンドローム、生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症などの動脈硬化性疾患)を中心とした健診を行い、地域医療に貢献します。

② 在宅医療の分野に力を注ぎます。

③ 働いているスタッフが自分の個性を生かせるような組織をつくる

 

  専門特化したキャリアも活用しつつ、地域のニーズに応えるためには、プライマリケア医として相談相手の間口を広くしておくことが大切と考えます。内科全般特に胃腸科を中心とし、泌尿器科、皮膚科、一般外科、乳腺科を標ぼうしております。

 来院された方とのコミュニケーションの基本は、一方的質問ではなく相手のペースに合わせる「傾聴」「共感」という診療スタイルとっております。個々の患者に合わせるようにし、できる限り治療目標に近づくために努力するように方向づけることが肝要であると思います。

 

  団塊世代が75歳以上になる2025年。医療と介護の需要がさらに増大する時代は不可避であり、これに対して自治体ごとに、医療・介護・予防・生活支援・住まいを一体的に提供する地域包括ケアシステムの構築が進められていますが、地域によって差があるのが現状です。年を取れば足腰が弱り、やがて歩いて医療施設に来られなくなります。通院中と同様な医療を提供する場合、医者の方が出向いた方がいいという意識の変化が必要です。

 在宅医療に取り組む場合、緩和ケアや看取りへの対応は避けて通れません。医療的な対応だけではなく、患者本人や家族の満足度を満たすための工夫も今後の課題と思われます。

 

 医療理念を掲げ、職員に理解、共有してもらうために意見交換や勉強(カンファレンス、研修会)の機会を提供します。診療レベルを維持するには、スタッフの実力向上が不可欠です。有能な看護師の存在は、診療レベルや効率性を向上させます。スタッフの育成は、できるところから少しずつ仕組みづくりをしていくように心掛けております。当クリニックでは、一つの方向に向かって信頼と和を築ける人を常に募集しております。


柿沼クリニック 院長 

柿沼知義

 ◯  略歴


昭和61年   東京医科大学卒業

 

       同年       東京医科大学大学院(外科第三講座)

 

平成  5年     学位取得

 

平成15年       外科専門医

 

平成17年       マンモグラフィイ読影認定医

 

平成18年       産業医